ミラブルシャワーヘッドは農薬除去できる?ホスチアゼートなどなど
水道水の農薬が規制緩和されるってよく耳にしますよね。
シャワーヘッドを交換して、塩素を除去して、あわせて農薬類も除去してお肌を守りたい!とお考えですか?
ミラブルシャワーヘッドは、ホスチアゼートなどの農薬除去ができるのか気になりますよね?
この記事について
ミラブルシャワーヘッドが農薬が除去できるのか?
そもそも農薬を除去するという考えは必要なのか?
シャワーヘッドを交換すると良い理由
について説明しますので、ぜひご覧くださいね。
ミラブルシャワーヘッドは農薬除去の性能は証明されていない
ミラブルシャワーヘッドは、ウルトラファインバブル(超微細気泡)を生成して、優れた洗浄効果と残留塩素を除去できる人気シャワーヘッドです。
そもそも、農薬除去するためのシャワーヘッドではないので、農薬除去の性能は公開されていません。
ミラブルシャワーヘッドは農薬除去の性能は証明されていないということになります。
ですが、農薬除去の機能がそもそも必要ないということを、次に簡単に説明しますね。
これが大事!農薬類が水道水に混入されることはない!
結論を先に言いますと、水道水に農薬類が混入することがまずありません。
水道水に意図的に農薬を入れるようなことがまず無いんです。
良く聞くホスチアゼートやイプフェンカルバゾン、メチダチオン(オキソン体)などのことですね。
なので、シャワーヘッドに農薬類を除去する機能がそもそも必要無いのです。
日本の水は、世界でもトップクラスの水質基準で管理されています。
厚生労働省が定める「水質管理目標設定項目」の目標値の規制緩和とか聞くと「水道水に農薬類が混入しやすくなる」と勘違いしてしまう人が多いようです。
これは規制緩和ではなくて、農薬類の目標値の見直しです。
ホントは「万が一水道水に農薬が入ってきても」目標値の濃度を超えないように厳重に管理する!が正しいです。
そもそも水道水に農薬が混入するお話ではないです。
日本の水道水は、農薬が混入しないように厳格な水質基準で管理されているのですから。
規制が緩和されるわけではなくて、最新の知見に基づいて「目標値(濃度)の見直し」が行われているだけです。
農薬に関しても、現在の知見に基づいたら、数値の見直しが必要だったってだけなんですよね。
むしろ農薬の基準は、全体的には規制が緩和されるどころか、より厳しいものになっていると言えます。
例えば、イプフェンカルバゾン。
要検討農薬類から対象農薬リスト掲載農薬類へと分類を変更したり。
今まで大丈夫だと思わっていた農薬が、農薬評価値が大きいと分かったから、より厳しい基準にしましょう!
というように見直しを行ったり。
例えば、メチダチオン(オキソン体)。
こちらはむしろ対策が強化されていて、検査の対象にされたり。
どちらかというと、規制が厳しくなってますよね?
そもそも、水道水に農薬類が混入すること自体が無いのが前提なので、今まで通り安心して水道水を使う事ができるのです。
なので、シャワーヘッドや浄水器ついても、農薬類を除去する性能は特に必要無いんです。
それでもシャワーヘッドを交換した方が良い理由は残留塩素!
農薬のことについて簡単に書いてきましたが、水道水の塩素の場合、農薬と違って、各家庭の水栓の蛇口まで、塩素の殺菌効力が必要なので最低限の残留塩素があります。
そして残留塩素の基準値だけは、上限値はあるけど下限値は定められていません。
厚生労働省の水道法では、残留塩素は0.1ppm以上の濃度を保持しましょう!とあります。
水道の残留塩素の濃度の下限値は○○ppm以下にしましょう!という決まりが無いんです。
ですが、各都道府県の水道局で、美味しく水を飲むために水質目標を独自に定めています。
例えば東京水道局であれば、「残留塩素濃度を必要最低限の0.1mg/L以上0.4mg/L以下」としています。
なので、地域によっては水源が汚れているから、残留塩素の下限濃度が高めになっていることはあるかもしれませんね。
こういった意味で、水道水の塩素は、蛇口から出た後は除去するとより美容にも良いので、塩素除去率の高いシャワーヘッドに交換するのは良いですよね。
話題のミラブルシャワーヘッドの塩素除去率は、残留塩素を約80%除去できます!
お肌や髪の毛の美容にも良いし、節水もできるのでオススメです!
サイエンスのミラブルシャワーヘッド
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